続けるって大変だから、目標は重要だと気付いた

イタリア語
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6年前くらい前に友人親子から4歳児なみと評された僕のイタリア語会話。

この6年間で使用したのは、
電車で単語帳を眺めたらイタリア人カップルに突然声を掛けられること1回。
時間に換算すると10分程度という圧倒的な短さ。

そんな状況の中、この世紀の大ゴールデンウィークである10連休に友人が再来日するということで、全日程の7割くらいをイタリア語でアテンドするという暴挙に出ることになりました。
基本、姉の友人なので全日程ではなかったのですが、仕事以外の日を全て使おうよという申し出もプレッシャーに負けてOKを出していました。
勢いに負けましたが、今年のGWは天皇陛下の譲位や改元といった出来事が盛りだくさんで、起こった出来事を日本語で説明できるか危うい大人が、4歳児の語彙で説明させようという神経を疑ったのだけは間違いありませんでした。

6年の月日は4歳児を10歳にすることもなく、語彙力も表現力も年相応にはなっていません。
振り返ってみても、ただただ学校教育の 学び・伸ばす というすばらしい取り組みを実感するだけで、無為に時間を捨てていっただけです。

すでにイタリア文化会館のイタリア語講座は受講しなくなっていますし、冒頭で言ったように日本にいてイタリア語を使う機会なんてほぼありません。

これは、良く言えばチャンス。
もう一度眠れる4歳児を起こそうではありませんか。

一度もまともに読み終えたことがない愛読書である単語集を頭から読み始め、Podcastで Coffee Break Italianを毎日聞くことを誓い、勉強の再開をしました。

期間としては1ヵ月。

1か月の成果を試すときは、案外、サクッと過ぎ去っていきました。
細かいところは、クロッキーブックと数字に助けられていましたけど、神武天皇から今上天皇までどういう話なのかにすごい興味を持つスイス人を満足させることはできたようです。
なぜ、今回の即位がすごいことなのか、日本人にとってがどういうことなのか、そういう切り口で日本の文化に触れようとする彼女と話していると、自然と難しいイタリア語での質問も出てきました。

ですが、これも言い方を変えてもらうだけで、何を聞かれているのかを理解することができたので、短期間であってもイタリア語脳にする効果はあったのかもしれません。

そうやって考えると、僕、イタリア語だけじゃなくあらゆる勉強を継続してできたためしがないので、「来年はイタリア語検定とかを受けるために勉強をしてみるというのもありかもしれないな」なんて思っています。

ちなみに、そんな僕に対しての友人の評価は
『前よりも行ってることが分かるから6歳くらいにはなっていると思う』とのことでした。
精進しようと思うコメントですよね。

独学でやってく以上、何にも目標がなくダラダラとやってる気持ちになるよりは、これだ!という目標を作った方がキッチリとやれるのかもしれないと思うので、気が向いたらイタリア語に関する検定を調べてみようかなと思えたいい機会でした。

ちなみに、僕が愛読書にしている単語集はこちらです。
イタリア語基本単語集というもので、別売りですがCDでネイティブが発音してくれるものがあるので、読み方も確認できる便利な単語集なのでおすすめです。